仕事内容と、仕事に取り組むうえで大切にしていることを教えてください。

お客さまのサーバやOA(オフィスオートメーション)基盤など、インフラの運用・設計が私の主な仕事です。いまは運用チームで、24時間365日安定稼働させるための課題解決などに取り組んでいます。チームには私と上司以外にさまざまな会社の方がいらっしゃって、一緒にプロジェクトを動かしています。
お客さまのネットワーク環境などに直接触れるので、もし操作ミスを起こしてしまうと、お客さまの会社全体に大きな影響が出ることも。自分や当社の信用を失うことがないように、細心の注意を払いながら仕事をしています。

いままでで印象に残っている仕事は?

入社して初めて参加したプロジェクトが、いま運用を担当しているシステムの案件です。ITシステムに関する知識や技術がまったくない状態で入社したので、最初は知識をキャッチアップするのが大変でした。自分1人の力だけでは、いくら調べても追いつかない……。そう考えて、上司やほかのチームメンバーの方に教えていただきながら覚えていきました。
そして、自分のなかで知識を咀嚼して業務に活かすことで、なんとか仕事が軌道に乗ってきました。当社自体もそうですが、当社が参加するチームにもお互いにフォローし合う風土があるのが特徴で、知識や経験を積みやすい職場環境だと思います。

仕事のやりがいや、「成長したな」と感じることは?

いま携わっているプロジェクトは、システムを使うユーザーさんが3万人に上るような大規模プロジェクトです。プロジェクトのメンバーは、全体で200人くらいいます。未経験で入社したばかりの若手でも、そんな大型案件を任せてもらえるのは大きいやりがいですね。「チャンスをもらっているな」と感じます。
20代のうちからさまざまなプロジェクトに入って、いろいろなポジションで働けるのが、当社の特徴の一つです。任された仕事を通じて技術面で着実にスキルアップできますし、他社の方もいらっしゃるチームに参加することで、コミュニケーションに関しても成長できているなと実感しています。

学生時代にしていたことと、いまの仕事に役立っていることは?

大学で法学部に所属して、元々は税理士を目指していました。税理士になるための勉強していた2015年頃は、会計などのアプリがたくさん出始めた時期でした。「業務をシステムで処理することが、今後増えていくんだろうな」と思ったことがきっかけでITやシステムに興味を持って、就職活動のときにはIT業界に絞りました。
学生時代に学んでいたこととは分野が変わりましたが、税理士を目指していたときの「知識を増やす」という姿勢や取り組みは、進化のスピードが速いITの知識を学ぶうえで役に立っていると思います。

ソリューション・ワンを選んだ理由は?

いろいろな業界のインターンシップに参加して、「自分の将来に活かせる技術を身につけたい」と考えるようになりました。そして、一番自分に合うと思ったのが、システムやネットワークなどのインフラ関連の会社です。
そのなかでも当社を選んだ決め手は、「設立2006年という、まだ新しい会社」という点でした。社長をはじめ社員のマインドが若くて、柔軟なころに惹かれました。
そして、最終面接で大谷社長と話して、その場で内定をもらいました。その判断の速さも他社さんには感じられなかったものでしたし、「この会社は面白そうだな」と感じたのも決め手です。

入社前と後でソリューション・ワンへの印象が変わったところはありますか?

大谷社長がユニークで、社員も同様にユニークなひとが多くて、入社前のイメージ通りの会社です。本当に柔軟な会社なので、結構、好き勝手にやらせてもらっています(笑)。上司や後輩などに関係なくフラットな社風で、自由に意見を言ったり、気軽に世間話をしたりできるところもいいですね。
最終面接で感じた“意思決定の速さ”も、全社に根づいています。若手が「こういうことをやりましょう」とアイデアを出すと、内容が良ければ即採用されることも珍しくありません。また、技術面に関して、開発から運用まで何でもできるフルスタックエンジニアの先輩や、最新技術の知識が豊富な先輩が多いので勉強になります。

今後の目標や、自分がもたらしたい「革新」は?

いまは運用がメインなので、今後は開発にも幅広く携わりたいと考えています。そのためにも、経験や知識を積み重ねていきたいです。クラウド関連の資格も取得したいと思っています。そして、たとえば「世界中のどこでも、誰でも、インターネットを問題なく使える」という環境をつくっていくことが大きな目標です。
インターネットは電気や水道と同じくらい必要なインフラになってきていると思いますので、まだ発展途上のエリアの「ネットにつながらない」という課題を解決していきたい。それが、私が実現したい「革新」です。コロナ以前は海外プロジェクトもあったので、自分もそういうチャンスに挑戦していきたいと思います。

リモートワークの様子

入社時点で、すでにリモートワークが導入されていました。でも、コミュニケーションツールが充実していて、気軽に質問できて不便なことはありません。また、社員同士が直接会うオフラインイベントも大事にする会社なので、社員同士のつながりも感じています。